痛みのメカニズム

皆を困らせる「痛み」いったいどうして起きるのか

意外と仕組みや理由を知らない方も多いですよね!

 

今回は「痛み」について知っておいてほしいお話を書いていきますね(^^)

痛みの原因

痛みにはいくつか種類がありますが、今回は骨折や捻挫などの炎症による痛みとは別のよく患者さんが訴える慢性的なコリやハリからくる「痛み」についてのお話です。

 

痛みの起きる原因は簡単に言うと「酸欠」です!

酸欠になるとブラジキニンという発痛物質をだして脳に痛みとして知らせます。

 

なぜ酸欠が起きるかというと血流障害がおこっているから。

では、なぜ血流障害がおきるのか?について詳しく説明していきます。

血流障害の原因

筋肉には、強い衝撃をうけたり継続的な負荷がかかりつづけると

「反射」がおこります。

シートベルトのロックのように「筋肉に縮んで守れ」という命令がいくのです。

 

後ろから急にわっ!といわれるとビクッとして肩がすくみますよね?

そんな風に勝手に身体が守ろうとして硬くなるような感じが反射。

 

筋肉が固まったままだと周りの血管が圧迫をうけ血流障害がおこってしまうのです。

お風呂などにつかって温まると楽になる。という方は一時的に

筋肉がゆるんで、血流も良くなり発痛物質も流れていくから。

 

ですが、反射がおきる原因が改善されなければまたそのうち筋肉が硬くなって血流相がが起き、痛みが戻ってきてしまいます…

 

痛いところをもんでも一時しのぎ

痛いところ、症状のおきているところは先ほども言ったように

「縮んで守れ!」という命令が出ている状態。

そこを無理やりゆるめようと、どんどん刺激しすぎると更にロックが強くなって悪化することもあります…

 

当院の治療では、痛いところだけの治療ではなく全身をみていきます。

なぜなら、反射が原因で痛みが出ているから。

 

最後に

当院の患者さんでも実際に治療をうけると

「そんなところが原因だったんですね!」

「本当に痛いところは触らないのに楽になるんですね!」

という声をたくさん聞きます。

 

中々よくならない痛みや、すぐに戻ってしまう、どこにいってもよくならない

という方もぜひ、当院にご相談くださいね(^^)