患者さんの身体の状態を例えるとこんな感じ

今このページをご覧になっているという事は何かしらの症状でお悩みかと思います。

肩こりであったり、腰痛であったり、膝が痛かったり、はたまたぎっくり腰の人もいるかもしれませんね。

ぶつけたとか階段から落ちたとかはっきりとした怪我でなければ、大体の方が慢性的な症状だと思います。

いや!ぎっくり腰は慢性じゃないでしょ!と思った方もいるかも知れませんが

後半に解説しますね。

困って治療に来るような身体の状態ってどうなっているのか?

多くの身体をみてきた私たちからすると、こんな状態。というのを分かりやすくお伝えしていきますね!

あなたの身体を例えると

あなたの身体は「家」に例えると分かりやすいです。

身体の疲れ=のゴミ袋

疲れが溜まる=ゴミ袋の数も増えていきます。

健康な身体は睡眠や入浴、ストレッチなどで身体の疲れを取ります!

家ではゴミの日にまとめて出してスッキリ。

理想はこの溜まっても定期的に出してクリーンな状態。

寝れば疲れが取れる体の状態ですね。

「汚部屋レベル1」疲労がたまったら

身体…仕事や育児が忙しかったり、睡眠不足などで身体の疲労がどんどん溜まってきました。

睡眠やストレッチで回復できない量の疲労が溜まってしまった状態です。

…ゴミの日にゴミを出し忘れたり、一回では出し切れない量のごみがでて部屋の隅にどんどん溜まっていきますね

身体…この状態だとまだ症状は出ません。「なんか疲れたなぁー」とか「違和感や張っている感じがある」程度でしょう

…ゴミ袋がどんどん積まれていってますが、歩いたり寝たりする生活するスペースにまでゴミは溜まっていませんので気にはなるけどまだいつも通りの生活はできます。

「汚部屋レベル2」症状がでたら

身体とうとう症状が出てきました 「肩が凝って辛い」「腰が痛い」「頭痛が出る」「膝が痛い」

とうとう歩くスペースや寝るスペースまでゴミが来て悪臭や害虫も気になります。普段の生活に支障がでてきました。

ここでちょっと

身体では肩をマッサージしました 腰のストレッチをしました。痛み止めや湿布をしてみました!

では机や寝床など生活スペースに邪魔な部分だけをよけ、消臭剤や虫よけスプレーをしました。

どちらも一時しのぎの対処療法。まだ原因のゴミの山は残っている状態です。

「汚部屋レベル2~3」急性症状

では近くで大きいトラックが通り家が揺れた瞬間、積まれていたゴミ袋の山がドサドサっと崩れてしまいました。

身体で例えるとぎっくり腰寝違えなど症状が急に出た時のイメージです。

このように

疲労が積み重なった状態が継続して、何かのきっかけで身体に負担がかかると症状が急に出てきたりします。

ゴミ袋の山が崩れてしまったら簡単に片付けるのが難しいですよね。

急性症状にみえますが、そもそもの身体の状態が悪いから、ゴミが溜まっていたからおこったことなんです。

「汚部屋レベル4」慢性化

…ここまでくるともう自分だけではどうにもならない、業者に助けを求めるレベルの状態です。プロの業者の手を借りて何日もかかる作業になってきます。

身体…対処療法で一時的に症状はやわらぎますが、マッサージやストレッチをしてもまたすぐに辛い状態にもどります。

それを繰り返していくと「慢性化」していきます

「汚部屋レベルMAX」症状の悪化

さらにそのうち良くなるだろうと様子を見て放置していると悪化していきます。

身体では肩こりからさらに頭痛やめまい、腰痛から足のしびれで歩けないぐらいに痛い。

手首や膝も痛い、夜眠れないなどあちこちに症状がでることも。

では一部屋ではなくどの部屋も同じように汚部屋になってきています!

ここまできて、自分ではもうどうしようもない!薬や湿布じゃきかない!

と治療に来られる状態です。

最後に

「身体の状態が悪い」と一口に言ってもどの位悪いのか分かりづらいですよね。

身体の状態を患者さんに分かりやすくイメージできるように例えてみました。

あなたの部屋は理想の状態と比べるとどの汚部屋レベルでしょうか??

どの段階の汚部屋かで片付けるのにどのくらい時間がかかるのかが違います!

身体の大掃除しなきゃ~!という方はぜひほりうち鍼灸整骨院にご相談くださいね!