
朝起きたら、首が動かない…、首に強い痛みが…
皆さんも首を寝違えた経験があると思います。
寝違えると、その日1日が憂鬱な気分になりますよね。
なぜ、寝違えが起こるのか?
そして、寝違えてしまった時の対策はあるのか?
という事についてお話します。
〈寝違えの原因は?〉

なぜ、寝違えが起こるのか正確な原因を特定することは難しいとされています。
一般的に考えられているのは、睡眠中に不自然な姿勢が続き、その際に、首や肩に筋肉の一部が阻血状態になり起こる症状だと言われています。
寝違えの痛みは、身体の状態にもよりますが、2日から3日程度で治まります。
もし、痛みが5日以上続く場合は、寝違えた場所以外の身体の悪い部分(姿勢のゆがみなど)が、痛めた筋肉の炎症を治まりにくくしてしまっているので、病院や整骨院などの受診をおすすめします。
〈寝違えの痛みを軽減させるには?〉
1.冷湿布を貼る。

寝違えの痛みは、炎症に伴う痛みなので、鎮痛消炎効果がある冷湿布が効果的です。
逆に寝違えの痛みに対して、温湿布を貼ったり、温めてしまうと、炎症を強くさせることになるので、痛みが強くなる場合もあります。
2.痛み止めの薬を飲む。

抗炎症作用のある市販薬も、寝違えの痛みを軽減させるのに効果的です。
市販薬の用量用法をしっかり把握したうえで使用しましょう。
3.背中(肩甲骨周り)の筋肉を緩める。

首を前に倒したり、後ろに倒したり、ぐるっと回したりと、首(頸椎)だけが動いているわけではありません。
首の動きは、背中(胸椎)が連動して動かないと正常な動きはできないのです。
寝違えは、首を前に倒したり、回したりするときに、動きが制限され、その際に強い痛みが出ます。
首(頸椎)の動きが悪いということは、背中(胸椎)の動きが悪くなっているということです。
そこで有効的なのが、肩甲骨周りのストレッチです。(詳しくはこの記事を参考に→https://horiuchi89.com/post-4764/ )
肩甲骨周りの筋肉が緩むと胸椎の動きが良くなり、頸椎が動きやすい状態になるので痛みが引きやすいです。
気をつけてほしいのが、肩甲骨周りのストレッチをして痛みが強くなる場合もありますので、ストレッチをする際に痛みを伴う場合は、やめておきましょう。
〈寝違えの痛みが、なかなか良くならない時は…〉

最初にもお伝えしましたが、寝違えの痛みは、2~3日で痛みは治まります。
もし、痛みが5日以上続く場合は、病院や整骨院などの医療機関の受診をおすすめします。
痛みが長く続いてしまう場合は、痛い場所以外の原因(過去のケガ、姿勢のゆがみなど)が隠れている可能性が高いです。
時間をかけて痛みが治まったとしても、寝違えを繰り返しやすくなったり、首の違う症状(しびれなど)が出たりする可能性もありますので、寝違えだと甘く見ずに、早めに対処していきましょう!
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