
早いものでもう五月に突入ですね。
この時期には会社で健康診断を受けられる方も多いかもしれませんね。
動画でも説明していますので興味のある方はご覧ください。
そこで、今回は血液検査から自分の血管の硬さをチェックする方法をご紹介します。
使うデータはLDL(悪玉コレステロール)とHDL(善玉コレステロール)の値です。
血液検査のデータからこの二つの数値を見つけてください。
そして、LDL÷HDLをしてください。これをL/H比といい、この値からおおよその血管の硬さが分かります。
L/H比の値が、出たら次の表と照らし合わせてください。それが、今のご自身の血管の状態になります。
L/H比 | 血管の状態 |
1.5以下 | 血管はやわらかくきれいな状態です |
2.0以上 | 血管内にコレステロールが溜まり始め、動脈硬化のリスクが高くなります |
2.5以上 | 血管内に血栓ができ、脳梗塞・心筋梗塞リスクが高くなります |
LDLは肝臓からコレステロールを全身に運びます。
一方、HDLは血管に溜まったコレステロールを肝臓に運ぶ役割を持っています。
つまり、LDL(悪玉コレステロール)が正常範囲内だったとしても、HDL(善玉コレステロール)が割合的に少ないと、血管にコレステロールが溜まっていってしまうのです。
ですから、LDLやHDLの数値が正常範囲内かだけを診るのではなく、L/H比も確認しておくことが大切になってきます。
いかがでしたでしょうか?
L/H比を確認することで、ご自分の血管の状態をより詳しく把握でき、それによって動脈硬化や心筋梗塞リスクへの対策もとることができますので、血液検査のデータ手元にあれば、ぜひ計算してみてくださいね。
p.s当院は自賠責保険が使えます。
もし周りの方で事故に遭われた方がいたらご紹介くださいね。
TEL:0985-28-3001
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