
頭痛ってケガとは違って目に見えないですが、本当に辛いですよね。
でも辛い頭痛ってどう対処していったらいいんだろう?とお悩みの方も多いと思います。
実は頭痛も種類があって、対処法がそれぞれ違ったりします。
そこで、今回は頭痛の種類と、頭痛が起きた時の対処法についてお伝えしていこうと思います。
頭痛の種類はどんなものがあるの?
頭痛と一括りに言っても何種類かあります。頭痛に悩みの方なら既にご存知かもしれませんが、おさらいの意味も込めて見ていきましょう。
・片頭痛(偏頭痛)
・緊張型頭痛
・群発頭痛
これらの頭痛は、「機能性頭痛」と呼ばれています。
機能性頭痛とは脳に異常がない場合の頭痛のことを言います。
反対に、脳に異常がある場合の頭痛のことを「症候性頭痛」と呼び、この頭痛の場合は命に関わる頭痛なので、早急に医療機関を受診することが必要です。
こんな頭痛はすぐ病院へ!
すぐに病院へ言う必要がある場合は、先ほど述べた「症候性頭痛」の場合です。
この頭痛がある場合は、早急に病院を受診してください。
以下に、症候性頭痛を伴う病名とその兆候を説明します。
・くも膜下出血
激しい頭痛に襲われ、嘔吐を伴います。人によっては、バットで殴られたときのような痛みと表現するほどの強い痛みを伴います。
・髄膜炎
急激に頭痛が始まり、発熱を伴います。首の後ろ(うなじ周辺)が硬くなり、下を向こうとすると痛くてできないこともあります。
発熱を伴うため、風邪と勘違いすることがあるので注意が必要です。
・脳出血
頭痛と吐き気に伴って手足がしびれ、うまく動かせなくなったり感覚が鈍くなったりします。その他、ろれつが回らなくなったり、意識がぼんやりしてたりします。
・脳腫瘍
最初は弱い痛みですが、徐々に強くなります。起床時に痛みが強く、日中は緩和される傾向がありますが、症状が進むと終日痛みが続きます。
また、吐き気がないのに突然嘔吐することもあります。
・慢性硬膜下血腫
1,2か月前に頭を打った記憶があり、頭痛や物忘れ、手足のまひや失禁などの症状が出る事がある。ただし、頭を打った記憶がなくても、認知症の症状が急に進んだという場合は要注意です。
それぞれの頭痛の特徴を知ろう
症候性頭痛の場合は、即病院へ!とお伝えしました。
次に、脳に異常がない「機能性頭痛」
・片頭痛
・緊張型頭痛
・群発頭痛
の3つの頭痛について解説していきます。
片頭痛(偏頭痛)
片頭痛はその名の通り頭の片側の側面に痛みが出ますが、両側面に痛みを感じる方も多く、女性に出ることが多いと言われています。
また、人によっては目の奥に痛みを訴えることもあります。
症状としては、ズキンズキンと脈打つような頭痛がでます。
また、頭痛がある時には、光や音、においに敏感になり、吐き気や嘔吐をともなうのもの特徴です。
頭痛が出る兆候として、「閃輝暗点(せんきあんてん)」というピカピカ光る、ギザギザの模様が見える状態が1時間ほど続くことがあります。
片頭痛の原因は現在でもはっきりしていませんが、片頭痛の場合は何らかの原因で血管が拡張するときに痛みが出ることが分かっています。
例えば、仕事で忙しく緊張した状態は血管が緊張していますが、解放されて身体が緩んだとき、血管が拡張されて頭痛が起こります。
緊張型頭痛
緊張型頭痛は慢性頭痛の7~8割を占めるとも言われています。
後頭部から両側のこめかみ・額にかけて締め付けられるような痛みがあります。
片頭痛のような脈く打つような痛みがないのも特徴です。
この緊張型頭痛は、首や肩の緊張から頭痛が起こるとされています。
つまり、肩こり首コリがひどくなると、血管や神経が圧迫されて頭痛が出るという流れですね。
群発頭痛
群発頭痛は眼の周囲~前頭部や側頭部にかけての激しい頭痛があります。
かなり痛みが激しく、別名「自殺頭痛」と呼ばれるほどで、よく「目がえぐられるほどの痛み」と表現されたりします。
群発頭痛の特徴は1年1~2回、2,3年に1回程度現れます。
頭痛が出る時期を「群発期」と呼びますが、この時期は1回15分~1時間程度の短い時間の頭痛が1日に数回、毎日のように出ます。
頭痛時には目の充血や鼻汁が出るといった症状も伴う事があります。
激しい頭痛を繰り返す群発頭痛ですが、「群発期」をすぎると全く頭痛が出なくなるのも特徴の一つです。
この頭痛はかなり珍しい症状で、原因が良く分かっていないのが現状ですが、昔から酸素吸入や群発頭痛に有効な薬もあるので、群発頭痛が疑わしい場合は病院の受診をお勧めします。
それぞれの頭痛の対処法はあるの?
ここまで、様々な頭痛について説明してきましたが、それぞれの頭痛で対処法があるのでしょうか?
まず、「症候性頭痛」は命に関わってきますので早急に病院に行ってください。
群発頭痛の方も、一般的に対処が困難なので病院での受信をお勧めします。
残るは、片頭痛と緊張型頭痛ですが、これは対処方法が異なります。
片頭痛の対処法
片頭痛の場合は血管が拡張される際に出る頭痛です。
ですので、広がった血管を縮めるような対処をすると和らぐケースが多いです。
具体的には冷却シートなどで頭部を冷やしたり、コーヒーなどのカフェインを含んだ飲み物を飲むのもお勧めです(カフェインには血管を収縮させる作用があります)。
また、片頭痛が出た時は、光や音、においに敏感になりますので、できれば部屋を暗くし、大きい音がしない部屋で安静にするのも痛みをやわらげる手助けになります。
緊張型頭痛の対処法
緊張型頭痛は首や肩の緊張によって引き起こされますので、こちらは身体を温めるのがお勧めです。
また、長時間のパソコンやスマートフォンの利用なども、首や肩にかなりの負担がかかる為、緊張型頭痛の発症にもつながります。
ですので、緊張型頭痛の場合はストレッチや軽い運動などで身体をほぐし、湯船につかって体を温め、できるだけ肩首周辺の凝りを解消してあげましょう。
どうしても改善されない時は
病院で検査したけど、脳に異常はない。色々セルフケアもしてるけど頭痛が無くならない。
そういう場合に考えられることは、
・セルフケアでは対処できないくらい体の状態が悪い
・ケアの方法が間違っている
などが考えられます。
例えば緊張型頭痛が肩首のコリから来ているからといって、肩首を揉んでも頭痛が解消しないケースがあります。
これは、なぜかと言うと肩首のコリの原因が「肩や首以外にある」からです。
こういう場合は、いくら肩首を揉んでも解消されません。
こういう場合は、おそらくご自分では解決困難なケースなので、マッサージ、もしくは整体や整骨院などの専門のお店で診てもらいましょう。
当院では頭痛の本当の原因を徒手検査で特定し、そこのアプローチしていくことで辛い頭痛を改善させていきます。
もし、これを読んでいるあなたが、色々試しているけど頭痛の頻度が減らないとお悩みならば一度ご相談ください。
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