
良く水分補給する必要があると聞きますが、なぜ水分補給が大切なのでしょうか?
そして、一日どれくらいの水分補給をすればよいのでしょうか?
そこで今回は、水分補給について解説していきます。
一番下に動画での説明も載せておきますので、動画の方が良い方はそちらをご覧ください(^^)
体における水分の役割とは?
そもそも、なぜ水が私たちに必要なのでしょうか?
そこで今度は水の体内における役割を考えてみましょう。
<水の役割>
・血液やリンパの円滑化
・新陳代謝促進
・体温調節
・いろんなものを溶かす
この他にもいろいろありますが、主な役割を4つ挙げてみました。
それぞれもう少し詳しく説明していきますね。
血液やリンパの円滑化
水分を取ることで、血液の流れをスムーズにすることができ、身体の新陳代謝にも繋がります。
新陳代謝促進
身体の不調は、身体の細胞に老廃物が溜まることが原因の一つです。
ですから、体の中に溜った老廃物を流すのはとても大事なんです。
水分をしっかり摂取すると、細胞の代謝が促進され、溜まった老廃物が血液やリンパを通して腎臓に運ばれ、尿として排出されるので身体の新陳代謝が促進されます。
体温調節
水は温まりやすく、冷めにくいという性質がある為、体温を一定に保つのに適しています。
また、運動なっで体が熱くなった場合は、汗となって流れ出て、それが蒸発する際に皮膚の熱を奪ってくれるので、冷却効果も兼ね備えています。
いろんなものを溶かす
人間が取り込んだ酸素やホルモン・栄養素などは血液に乗って、体中に運ばれますが、その血液の大部分は血漿(けっしょう)というもので構成されており、ほとんど水で構成されています。
そして、この血漿に酸素や栄養素が溶けることができるので、全身に生命維持・成長に必要な栄養素を供給することができます。
どのくらい水を摂ればいいの?
ここまで、水の身体における役割を説明してきましたが、一体どのくらい水を飲まないといけないのでしょうか?
その答えとしては、「体から失われるのと同じくらいの量」です。
人間は、普通に生活しているだけでも水分が排出されます。
では、どこから対外に排出されるのでしょうか?
尿?汗?
はい、その通りですが、それだけではありません。
その他、こんなところからも水分は抜けています。
・息
・皮膚
・便
などです。
寒い日に、ガラス窓にハ~っと息を吐くと窓ガラスが曇りますよね。
あれは吐く息(呼気)に水分が含まれるため窓ガラスが曇るんです。
この呼気で失われる水分は一日約500mlにもなります。
更に、汗をかかなくても皮膚から水分が蒸発して抜けていきます。
その量はおよそ500ml程度と言われています。
そして尿からは、一日でおよそ1.2リットル排出されます。
呼気・皮膚・尿を合計すると2.2リットルになります。
便にも当然水分は含まれているので、排便することでも体内から水分が出ていきます。
これらも考慮すると、一日で合計2.2リットル以上の水分が身体から排出されることになります。
ということは、一日の水分摂取量の目安「体から失われるのと同じくらいの量」は
2.2リットル以上ということになります。
ただし、食べ物やお味噌汁などの汁物などの水分を食事から摂取していますので、それを考慮して2リットルは飲み物から取るとよいです。
今回説明したように、なぜ水分を2リットル摂らないといけないのか?という理由が分かるだけでも摂りやすくなると思いますので、ぜひこまめに水分摂取を心がけて一日トータル2リットルを目指して下さい(^^)
動画でも説明しています
本日説明した内容を動画でも説明していますので、動画の方が見やすい方は、こちらをご覧ください。
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