この記事を読んでいる人の中にも、首こりや肩こり、頭痛などを訴えて、病院や整骨院に行ったときに「これはストレートネックが原因ですね」などと言われた経験がある方がいるんじゃないでしょうか?
今回は、ストレートネックって首がどんな状態になっているのかやストレートネックになると身体にどんな影響を及ぼすのか、そして、ストレートネックを解消するためのセルフケアをご紹介したいと思います!
ストレートネックってどんな状態?

ストレートネックとは、その名前の通り、首の骨(頸椎)がより真っ直ぐに近い状態のことを言います。
人間の首の骨(頸椎)は7つあって、本来であれば緩やかにカーブ描いて7つ並んでいるのが正常です。
首の骨(頸椎)は、そのアーチの構造によって頭の重さを支えたり、身体が動いているときの衝撃を緩和したりしています。
ストレートネックになると、通常よりも頭の位置が前にでてしまうのが特徴的な姿勢になりますね。
ストレートネックになると出やすい症状
1.首こり・肩こり
人の頭の重さは、約4~6㎏と言われており、ボウリング球と同じくらいの重さになります。
ストレートネックになると、首の角度が通常よりも前の方に傾き、頭の位置が変わるので、首や肩の筋肉により負担がかかりやすくなってきます。
その結果、首や肩のコリが生まれやすい状態になってしまうということですね。
2.頭痛
ストレートネックによって、首や肩の筋肉が硬くなると、首周りの血管が圧迫され、脳への血流量が減少してしまいます。
その結果、頭の筋肉が硬くなり、頭痛にもつながりやすくなってきます。
3.頸椎椎間板ヘルニア
頸椎椎間板ヘルニアとは、首の骨(頸椎)のクッションの役割をしている椎間板が潰れて、後方や側方に飛び出し、その飛び出した椎間板が神経や脊髄を圧迫して、首や肩、腕などにしびれや痛みを起こす症状のことです。
ストレートネックになると、本来の首のアーチがまっすぐになってしまうので、頸椎の負担が大きくなってしまいます。
その結果、ヘルニアになりやすくなってしまうリスクが高くなるということですね。
4.自律神経が乱れやすくなる
ストレートネックによって、首周りの筋肉が硬くなることで、自律神経のバランスが崩れることもあります。
自律神経が乱れると
・倦怠感
・耳鳴り
・動悸
・不眠
・頭痛
・便秘
・下痢
など、様々な症状が出てきやすくなります。
ストレートネックを解消するセルフケア
今回は、ストレートネックでお困りのあなたに、動画でセルフケアのやり方を解説します。
ぜひ、参考にしてみてください!
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