みなさんは、身体に不調があった時、ケガをした時、『整骨院』に行きますか？それとも『整体院』に行きますか？

多くの方は、『整骨院』と『整体』は同じものだという認識があり、違いなどがわからないという方がほとんどだと思いますが、『整骨院』と『整体院』には、大きな違いがあります。

「整骨院も整体もそんなに変わらないよー！」と違いをわからずに通院してしまうと、身体の不調が長引いてしまったり、不調が良くならないどころか悪化してしまう恐れもありますので、注意したいところです。

なので、今回は、

「整骨院と整体では何か違いがあるの？」

「整骨院と整体院はどう通い分けたらいいの？」

「当院と他の整体と整骨院は、何が違うの?」

そんな疑問に答えていきたいと思います。

整骨院とは？

整骨院は、国家資格を持つ柔道整復師がいる施術院のことをいい、急性の外傷、例えば骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷（肉離れ）対して、保険を使用して施術を受けることができるところです。

急性の外傷とは、

「運動中に足首を捻ってしまった」

「ベッドから起き上がる時に、腰を痛めてしまった」

「ボールを投げた時に肩を痛めてしまった」

など、原因が明確な怪我のことを言います。このような症状には、健康保険を使用して施術をすることが可能です。

なので、慢性的な腰痛や肩こりなどの症状は、健康保険を使って施術を行うことができません。

整骨院で、慢性的な症状を施術する際は、保険を使うことができませんが、自費治療などで施術を受けることができます。

整体院とは？

「整体院」とは、基本的には、整体やカイロプラクティック、オステオパシー、指圧・マッサージなどで施術を行う施術所のことを言います。

日本においては、大まかに、3種類の整体院に大別され、

1つ目は、リラクゼーション目的の整体院、

2つ目は、症状改善目的の整体院

3つ目は、美容目的の整体院

この3種類に大別されると思います。

もみほぐしや足ツボマッサージ、オイルマッサージといったような慰安目的のものは、1つ目にあたり、肩こりや腰痛、頭痛、膝の痛みなどの症状を改善するのが、2つ目にあたります。最後３つは、ダイエットや小顔矯正、姿勢矯正などが該当します。

ちなみに当院は、2つ目の症状改善目的の整体院になります。

整体院に関しては、保険診療をする訳ではないので資格の指定はなく、無資格や民間資格での開業が可能となります。

では、当院と他の整体院と整骨院の違いは？

では、当院と他の整体院と整骨院の違いは？

まず、当院は、症状改善を目的とした治療院です。

肩こりや腰痛はもちろん、ばね指や腱鞘炎、坐骨神経痛、足底筋膜炎、五十肩など、様々な症状に対応できる治療院になっています。

では、他の整体院や整骨院と何が違うのか？

それは、「症状の原因を見つける能力(検査力)が高い」というところです。

症状をより早く治すためには、何が1番重要かというと、それは、「症状を出している原因のところを施術できるか」ということです。

世の中には、あん摩やマッサージ、ストレッチ、カイロプラクティックなどのボキボキする矯正、鍼灸治療など、いろんな施術方法があり、どの施術も歴史ある素晴らしい施術です。

しかし、どんなにマッサージが上手でも、矯正する技術や鍼を打つ技術が高くても、身体の悪いところ(原因)の部分を施術できなければ、その症状が良くなることはありません。

症状を改善するためには、どの施術をするかというよりもどこを施術するかというところが重要なのです。