入浴の効果がすごい!

最近体がだるい・疲れが抜けない。

何となく体の不調が続くなーと感じることはありませんか?

 

もし、あなたが最近シャワーばかりですましているなら、それが原因の一つかもしれません。

そこで、今回は入浴をすることで得られるメリットや効果的な入浴方法をご紹介してきます。

 

入浴の効果はこんなものがあります

入浴によるメリットは沢山ありますが、特に大きなメリットを挙げると

・体温を上げるエネルギーを補ってくれる

・内臓に刺激が入る

・副交感神経が優位になる

・筋肉がゆるみやすい

というものがあります。

それぞれについて説明していきますね。

 

体温を上げるエネルギーを補ってくれる

人間は体温を保つために保つために熱を作り出さないといけませんが、その時に身体のエネルギーを使います。

湯船につかって身体を温めるということは、体温を上げるための力を補ってくれるので、身体が疲れにくくなります。

 

内臓に刺激が入る

湯船につかると身体に水圧がかかります。

この水圧は体の中にも作用して、内臓にも刺激が入ります。

湯船につかって内臓に刺激を入れることで内臓運動がおき、内臓の疲れも取れやすくなってきます。

 

普段施術をしていると、内臓の疲れから体の不調が出ている方も大勢見られます。

ここで言う内臓の疲れというのは、血液検査で引っ掛かるとか病気だというわけではありません。

しかし、内臓も筋肉でできています。食べ過ぎやの見過ぎなどの食事の偏りによって内臓も疲れてしまいます。

 

この内臓の疲れが身体のだるさや痛み、不調などを引き起こすことも往々にしてありますので、内臓の疲れを取るということはとても大切な事なのです。

 

副交感神経が優位になる

人間には交感神経と副交感神経がありますが、お風呂の温度によってどちらが優位になるかが変ってきます。

 

41~42℃の湯温が高めの湯船につかると、交感神経が働き体が活発な状態になります。

 

39℃~40℃の少しぬるめに感じる程度の湯船につかると、副交感神経が優位になり、身体がリラックスしてきます。

 

お風呂は夜に入ることが多いと思うので、身体はリラックスさせた方が寝つきも良くなります。

ですから、湯船の温度は39℃~40℃のお湯にゆっくり浸かり、副交感神経を優位にした方が、寝つきが良くなります。

 

筋肉がゆるみやすい

湯船につかると、身体の内部まで温まります。

そうすると、筋肉自体も温まりますし、血行が良くなり酸素が細部まで行き届きますので筋肉が緩みやすくなります。

更に、湯船につかった状態では浮力が働きますので筋肉にかかる負荷が10分の1にまで減るので筋肉が緩んでリラックス効果が得られるのです。

 

効果的な入浴方法は?

ここまで入浴によるメリットを説明していきましたが、今度は効果的に入浴するためのポイントをお伝えしていきますね。

ポイントは3つ

1.湯温は約39℃

2.10分~15分ほど浸かる

3.首まで浸かる

です。

 

39℃程度のお湯に10分~15分程度しっかり入浴することで副交感神経が優位に働き、身体もリラックスしやすくなります。

そして、しっかり首まで浸かることで全身に水圧がかかり、内臓にも程よい刺激が入りますし、浮力効果で筋肉が緩みやすくなります。

 

最後に

今回は湯船につかることで得られるメリットを4つほど取り上げました。

しかし、入浴にすることで得られるメリットはもっとたくさんあります。

 

日頃なかなか疲れが抜け不調が続いているという方で、毎日シャワーばかりという場合は、週に3日でもよいので定期的に湯船につかってみましょう。